変われない人へ、上司であるあなたがアドバイスするべき内容
行動を変えたい。
ただ、今年立てた目標を達成することはできなかった。
それはまた今後で、
状況も変わっているし、
また来年の目標を立てよう。。。
なんで、変えられなかったのか。
行動できなかったのか。
理由は、2つ。
変化を嫌う「現状維持」と習慣を変える「めんどうくさい」。
これが大きく影響しています。
なぜ、人は変われないのか?
営業や売上目標を持つ仕事をしている場合、
「今月こそは達成します。」
「絶対やります。」
「今日から変わります。」
という言葉は、
毎日聞くんじゃないか?というくらい耳にします。
じゃあ、何からやる?
と聞くと、
「わかりません」とか返ってきたり、
「とりあえず行動します」とかだったりする。
意識だけで行動を変えようとしても、
かなり、むずかしい。
意識を変えれば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
というのは有名な名言だけれど
行動が変わっていないことが本当に多い。
変われない要因は現状維持バイアス
行動を変えるために必要なのは、環境を変えること。
目標にしたい人が身近にいれば、その人のそばで仕事をしたり
時間を一緒に過ごしてみる。
変化を嫌う「現状維持」の力は
ほんとうに強い。
現状維持にとどまってしまっているかを確認するには、
- 定量(数字)で比較する。
- アドバイスをもらう。
- 最悪の状況を考える。
この3つをやるのがよく、
これをやりやすくするために、環境をととのえてあげる。
数字で比較できる人がすぐそばにいて、
その人から、すぐにアドバイスをもらい
なぜそれができるのかを聞く。
さらに、できなかった時の自分を想像しながら行動をする。
変われない部下に上司がすべきこと
それは、環境をととのえてあげること。
比較対象を用意してあげ、
定量を出してあげる。
最悪の状況を想定させる質問を用意して、
相手に答えを言ってもらう。
どんな人になりたいかを確認した上で、
その人との時間を作ってあげるとより効果的。
あなた自身が変われない人にならないために。
立場や役職がついてくると、
それを守りたくなる、しがみついてしまう。
会社の中でのポジションが上がれば、上がるほど
比較対象が少なくなっていった時には
外の世界を見に行くようにする。
まとめ
変化を嫌う「現状維持」と習慣を変える「めんどうくさい」。
意思の力では負けてしまうので、
環境を変えること。
上司であれば、環境を用意してあげること。
自分自身が変わらない人にならないためには、
外の世界に触れること。
が重要になります。
すごく的確に表現しているなぁと思ったのが、
マキタスポーツさんが以前、
ラジオ番組で話をしていた、
「習慣とめんどくさい」
でできている。
という言葉を聞いた時だった。
まさにそうだと思う。